現代ではデパートでクレジットカード加入やインターネットで申し込んだり
気軽にクレジットカードを作れる時代ですね。
ですがキャンペーンに誘われて何枚も作成してしまい、使っていないクレジットカードもあったりしませんか?
今回はクレジットカードを放置したままにするとどうなるのか?
メリットやデメリット含めてお話ししていきたいと思います!
クレジットカードを使わないとどうなる?
クレジットカードには有効期限があり、その期限を過ぎるとクレジットカードは使用できなくなります。
有効期限はカードの表面に記載してあります。
上記のクレカは【00/00】となっていますが、例えば有効期限が2021年の9月の場合【9/21】というような形で表記してあります。
一般的にクレジットカードは更新手続きの必要がなく有効期限が近づくと新しいクレジットカードが自宅に届きます。
そのため存在を忘れたクレジットカードがとしても更新のタイミングで気が付くことができるでしょう。
ですが、引っ越しなどでカードの契約時に登録していた住所を変更していないと手元にカードが届かない場合があるので注意しましょう。
有効期限の過ぎた古いカードはそのまま放置していても問題ありませんが、
氏名やカード番号などが記載されているため、ハサミで切り刻んで個人情報が分からないようにしてから処分すると良いでしょう。
使わないクレジットカードを持っていると起こるリスク
クレジットカードによって付帯するポイントや特典は異なり、複数のカードを持ち用途ごとに使い分けている方も多いと思います。
そうなると長い間使わずに持ち続けているカードもあるのではないでしょうか。
使わないクレジットカードを持っていると起こるリスクは主に2つ挙げられます。
①年会費を無駄に払っている
②不正に利用されてしまっている
この2つのリスクと対処法についてご説明いたします。
①年会費を無駄に払っている
クレジットカードの有効期限が切れてもほとんどの場合カードの更新は自動的に行われてしまうので、年会費が無料のクレジットカードなら問題はありませんが、そうでない場合は無駄な年会費を払っていることになります。
特に気をつけた方がいいのは「条件付きで年会費無料」のカードです。
例えば「一年以内に〇〇万円以上のご利用があった場合翌年度の年会費が無料」といったものです。
カードをよく利用していた時は条件を満たしていたため年会費のことはあまり気にしなくても良かったかもしれませんが、そのまま解約もせずに放置してしまうと無駄な年会費を払っている可能性もありますので注意しましょう。
対処法
クレジットカードの年会費や条件付きで年会費無料についてはそのカード会社のホームページで簡単に確認することができます。
ご自身の持っているカードが年会費のかかるカードであった場合は必要がなければ解約して、無駄な年会費は払うことのないようにしましょう。
②不正に利用されてしまっている
使っていないカードの場合、カード自体を紛失したり盗難されていても気が付かない場合があります。
たとえ手元にカードがあったとしてもデータが抜き取られて不正に利用されている場合もあります。
対処法
クレジットカードがすべて手元にあったとしてもデータが悪用されている可能性もあります。
それぞれのカードの利用履歴を確認して不正利用がないか確かめることも大切です。
万が一カードが不正に利用されてしまっていたら、すぐにカード会社に連絡して対処しましょう。
クレジットカードを利用しないで解約→クレヒスに傷がつく?
前述の通り利用していないカードは防犯のためにも解約するのが得策ですが、
クレジットカードを解約してしまうとクレヒス(信用情報)に傷がついてしまうのではないかと不安に感じる方もいると思います。
ですが、クレジットカードを解約してもクレヒスに傷はつきません。
クレジットカードの保有者にはカードを解約する権利がもちろんあります。
強制的に解約された場合→クレヒスに傷がつく!
クレジットカードを解約してクレヒスに傷が付かないのは、あくまでも自主的に解約した場合です。
支払いを延滞していたり金融事故などを起こして、カード会社から強制的にカードを解約された場合は
クレヒスに傷がついてしまいますので注意しましょう。
クレジットカードに記されている有効期限の意味
クレジットカードに有効期限があるのには主に三つの理由があります。
①クレジットカードの劣化・破損を防ぐ
クレジットカードを長期間使用していると磁気テープやICチップなどの部分が劣化したり破損する可能性が高くなります。
そのため有効期限を設定し、定期的にカードを新しくすることでカードの劣化や破損を防ぐ意味があります。
②不正利用を防ぐ
クレジットカードが更新されると、有効期限の切れた古いカードは使用できなくなります。
定期的にクレジットカードを新しく交換することで、たとえカードを紛失したり盗難にあった場合でも
古いカードは使うことができないため、不正に利用されることを防ぐ働きになります。
③再審査の対象かどうか判断する
クレジットカードの利用回数が極端に少なかったり、返済の延滞があった場合などは更新のタイミングでカードの再審査の対象になる可能性があります。
支払いの延滞があるとカードの更新自体ができない場合がありますが、全く使用していないカードでも更新ができない可能性があります。
年会費無料のクレジットカードがおすすめ
クレジットカードを持つことでインターネットショッピングなどでどうしても欲しいものがあった時に利用でき、
いざというときにクレジットカードの保険や特典に助けられたりすることがあります。
年会費無料のクレジットカードなら放置していても問題はないです。
では年会費無料でおすすめのクレジットカードを紹介していきたいと思います。
クレジットカード | 1位JCB CARD W plus L
|
2位 楽天カード | 3位イオンカードセレクト
|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB | VISA、MasterCard、JCB、American Express | JCB |
ポイント還元率 | 1%〜5.5% | 1%〜15% | 0.50% |
電子マネー | |||
特徴 | 国内・海外利用時はポイント2倍 (入会後3ヶ月間は4倍)! |
楽天で利用すると 3.0%の還元率! |
イオン系列の店舗は いつでもポイント2倍! |
JCB CARD W /JCB CARD W plus L
年会費無料なのに高還元率の最強クレカ!
■ 年会費無料
■ 国内・海外利用時はポイント2倍(入会後3ヶ月間は4倍)
■ 海外旅行保険利用付帯(最高2000万円)
■ インターネットショッピング不正利用の保証制度あり!
申し込み条件:18歳以上39歳以下(高校生不可)
こちらのカードはポイント還元率派1%と高還元率です。
年会費無料でポイントがたまりやすいのが特徴です。
女性にはピンクの色のJCB CARD W plus Lがおすすめです。
ほとんど内容は一緒ですが、違いといえば女性に合わせた保険や特典内容になっているところでしょう。
ピンク色バージョンもあり、女性に嬉しい保険や特典内容となっています。
国際ブランド | JCB | |
年会費 |
初年度 |
無料 |
翌年以降 | ||
家族カード | ||
ETCカード | ||
発行スピード | 最短3営業日発行・約1週間でお届け | |
ポイント還元率 |
還元率 |
・基本還元率は1.0%(Oki Dokiポイント)
Oki Dokiランド経由のネットショッピングでポイント最大20倍(還元率は10.5%) |
マイル | 0.6%(ANA・JAL) | |
JCBオリジナルシリーズパートナー | 1.5%以上 | |
マイレージ | ANAマイル、JALマイル、デルタマイレージ | |
提供サービス |
・他のポイント交換可能(楽天ポイント・nanaco・WAON・Tポイント・楽天Edyなど) ・ポイントをマイルに交換可 ・Apple Pay対応 |
|
特典 | LINDAリーグ(女性向け優待)、お守りリンダ(保険)、JCBプラザ、空港免税店割引サービス、JCB空港優待ガイド、チケットJCB、ディズニー関連の特典など | |
旅行保険 |
海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
保険(有料) | 女性向け疾病保険(最低保険料290円)
「お守リンダ(月額30円〜)」女性疾病保険、天災限定傷害、犯罪被害補償、傷害入院保障 |
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付帯保険・補償 | JCBプラザコールセンター、JCB紛失・盗難海外サポート、ショッピングガード保険、J/Secureワンタイムパスワード、不正利用の保証、盗難された際の補償など |
楽天カード
楽天ユーザーなら絶対お得!とにかくポイントが貯まる圧倒的な人気を誇るクレカ!
■楽天市場の買い物はポイント3倍!キャンペーンも含めると10倍以上の高還元
■年会費無料で海外旅行保険も利用付帯!
■ディズニーデザインやお買い物パンダデザインが選べる!
申し込み条件:高校生を除く18歳以上の学生の方
楽天カードはとにかくポイントが貯まりやすいと評判の人気のクレジットカードになっています。
基本的な還元率は1.0%と高い水準ですが、楽天市場での利用になると還元率は3.0%と大幅に上がります。
国際ブランドも4ブランド選べて豊富で、審査も易しく主婦や学生、フリーターの方でも通りやすいと言われています。
貯まったポイントはANAマイルに交換することができます。
楽天スーパーポイントからANAマイルへ交換する | |
マイル還元率 | 0.5% |
交換レート | 楽天:2ポイント→ANA:1マイル |
単位 | 2ポイント |
交換上限(1日1回まで) | 1日1,000ポイント、1ヶ月20,000ポイント |
交換までの期間 | 約1週間 |
と上記のようなルールになります。
交換レートが0.5%ですが楽天スーパーポイントが6%の際には実質3%という高還元になり
マイルを貯めたい方にも嬉しい機能になります。
国際ブランド |
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年会費
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初年度 |
無料 |
翌年以降 | ||
家族カード | ||
ETCカード | 500円 | |
発行スピード | 最短3営業日で発行可能 | |
ポイント還元率 |
還元率 |
楽天スーパーポイント:基本還元率1% ・SPU適用で最大15%還元 ・楽天スーパーセールやお買い物マラソンなど10%以上還元も可 |
マイル | 0.5%(楽天スーパーポイント2ポイントをANAマイレージクラブの1マイルに交換が可能) | |
マイレージ | ANAマイル | |
提供サービス |
ポイントを他のポイントに交換可(楽天Edy)、ポイントをANAマイルに交換可、電子マネーチャージ可(nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA※楽天Edy以外はポイントが貯まりません)、電子マネー付帯(楽天Edy)、ポイントカード付帯(楽天ポイントカード)、Apple Pay対応 |
|
特典 | 楽天グループ優待サービス、楽天カードラウンジ | |
旅行保険 |
海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
保険(有料) | ||
付帯保険・補償 | 不正利用探知システム、本人認証サービス、ネット不正あんしん制度、商品未着あんしん制度、カード盗難保険 |
イオンカードセレクト
よくイオンに行くなら持っていたいカード!!
■毎年年会費無料!
■イオン系列の店舗はいつでもポイント2倍
■お客様感謝デー(20・30日)はお買い物代金5%OFF
■イオン銀行の普通預金金利最大年0.15%の優遇
申し込み条件:高校生を除く18歳以上の学生の方
イオンカードセレクトは年会費無料で持てます。
ポイント還元率は0.5%ですが、イオン系列の店舗だとポイントはいつでも2倍です。
また毎月20・30日の客様感謝デーでは衣料品、食料品、暮らしの品が5%OFFです。(タバコや商品券など除外品もあります)
またイオンに入っている映画館、イオンシネマでは映画料金がいつでも300円引きです!
このようにイオン銀行が発行しているだけあってイオンに特化した特典がたくさん受けられますので
イオンによく行く方には絶対持っていてほしいカードです!
国際ブランド | JCB | |
年会費 |
初年度 |
無料 |
翌年以降 | ||
家族カード | ||
ETCカード | ||
発行スピード | 約1週間 | |
ポイント還元率 |
還元率 |
ときめきポイント 基本0.50%
イオン系列での利用で1% |
マイル | WAONポイント→MIポイント→ビックポイント→JRキューポ→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルの移行で交換が可能 | |
マイレージ | ANAマイル | |
提供サービス |
・他のポイント交換可能(楽天ポイント・nanaco・WAON・Tポイント・楽天Edyなど) ・ポイントをマイルに交換可 ・電子マネー(WAON)機能あり ・Apple Pay、楽天ペイ対応 ・公共料金の支払い1件につき毎月5ポイント貯まる |
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特典 | WAONのオートチャージ機能、公共料金の支払いでポイント付与、給与口座指定でポイント付与 | |
旅行保険 |
海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
保険(有料) | ー | |
付帯保険・補償 | ショッピングセーフティ保険 |
複数のカードを持ち続けるメリット
たとえ使用しないカードを持っていた場合でも、複数枚のカードを持つメリットはいくつかあります。
クレジットカードごとに異なる特典やサービスが受けられる
クレジットカードの特典内容はカードによって異なります。
お買い物をする時に割引になったり、特定店舗での優待利用や海外旅行保険など様々です。
つまりクレジットカードの枚数分サービスが受けられるということなのでこれは大きなメリットになるでしょう。
カードに付帯している旅行保険を合算できる
傷害死亡保険、後遺障害保健以外の補償内容の金額を合算することができるので、
万が一の場合でもクレジットカードを持っている分だけ手厚い保険を受けることができるので安心です。
加盟店によってブランドを使い分けられる
クレジットカードはVISAやJCBなど国際ブランドによって加盟店舗が異なります。
異なるブランドのクレジットカードを持っていれば、多くの店舗での支払いに対応ができますので便利です。
カードを紛失したり破損した場合でもすぐに代わりのカードで支払いができる
クレジットカードには磁気テープやICチップなど破損しやすい部分があります。
支払い時に磁気不良を起こしてカードが使えなくなった場合でも、別のカードを持っていればすぐに対応できます。
カードを紛失した場合でも新しいカードが届くまでの間、代わりのカードで対応できるのでこれも大きなメリットになるでしょう。
クレジットカード解約に伴うデメリット
これまでは複数枚のクレジットカードを持つメリットを話していきましたが、
次にクレジットカードの解約に伴うデメリットを話していきたいと思います。
今までに貯めていたポイントは失効してしまう
クレジットカードを解約すると今までに貯めていたポイントは失効してしまいます。
そのため解約する前にはまずポイントが残っているか確認して、商品などと交換してから解約するのがオススメです。
未払いの料金は解約後に一括払いする必要がある
カードを解約した時点で残っている支払いは解約後に一括払いする必要があります。
ボーナス払いや分割払いにしている場合も一括で返済することになるので、未払い分を確認してから解約すると良いでしょう。
支払い済みの年会費は戻ってこない
クレジットカードを解約するとすでに支払った年会費は返ってきません。
そのため、年会費を支払った直後に解約するよりも、支払いの直前までにカードのサービスなどを受けた後に解約するとお得です。
入会してからすぐに解約するとクレヒスに傷が付く
入会して半年以内に解約してしまうとカード会社から特典目当てでの入会と判断され、クレヒスに傷がついて次にクレジットカードを申し込む際の審査が厳しくなる可能性があります。
解約する際は最低でも半年間カードを持っておきましょう。
カードを自動引き落としに登録していた場合は支払い方法を変更する必要がある
公共料金などの支払いをクレジットカードの自動引き落としに登録していた場合、解約する前に登録情報を変更する必要があります。
変更を忘れてしまうと携帯料金や光熱費などの支払いが滞ってしまう可能性がありますので、必ず他の支払い方法に変更してから解約しましょう。
まとめ
クレジットカードを複数枚持つのは管理も大変ですし不正利用される可能性もあるというお話もしてきました。
ですが、クレジットカードを持つのはいざという時の保険や、特典など持ってるメリットもあります。
まずは年会費無料のクレジットカードを検討してみてください。