クレジットカードを利用していると引き落としの残高不足になってしまったという状況に陥ったことはありませんか?
ましてや1回のみならず2回もやってしまった!という方もいらっしゃるかもしれません。
そうなるとブラックリストになってしまったんじゃないかと不安になりますよね。
今回は引き落とし時残高不足に陥ってしまた後の対処法や、ブラックリストについて詳しく説明したいと思います!
引き落とし残高不足に陥る方が多い現状
クレジットカードはキャッシュレス化の現代では非常に便利で多くの方が利用しています。
ですがその便利な反面、クレジットカードの利用で引き落とし日に残高不足に陥っている方も多いのが現状です。
私としたことが...
メイン口座を変えたのに、クレカの引き落とし口座変えるの忘れてて、残高不足のため引き落としできませんでしたと連絡が(´;ω;`) 信用に傷が入ってしまったし、遅延金いくら掛かるかなぁ(´;ω;`)— shityotyo@次こそ社労士 (@sityotyo) February 22, 2021
https://twitter.com/ryooo_RyzXion/status/1355681340969025536
さっき起きたらクレカの引き落とし残高不足で出来ませんでしたって連絡きてて鬱病発症しました
— ゴミ袋 (@rikako_sasaki) January 30, 2021
ツイッターだけでも残高不足により悲鳴をあげている方が多くいらました。
紹介しているだけでも一部分で、他にも大勢いるはずです。
引き落とし日に残高不足になったらどうなるの?
まず、引き落とし日に銀行口座の残高が足りなくて、引き落としが出来ない場合、その時点でカードの利用がストップします。
ですが、引き落とし当日に残高が足りないことに気づいて残高分を入金すれば、タイミングよく引き落とされ問題なくカードを使い続けられることもあります。
しかし、各カード会社の引き落とし日が違うように、引き落とし時間もそれぞれ違ってきます。
1日1回のみの引き落としを行う銀行だったり、1日のうち複数回行う銀行もあるのです。
カード会社に問い合わせてみても、銀行に問い合わせてみてほしいと言われますし、銀行に問い合わせてみてもクレジットカードの種類によって違ったり、はっきりとした回答は得られません。
その上で当日支払い分を入金すればいいや、といって後で支払いが完了せずカードの利用が停止してしまった!ということにならないように、前日までの入金をおすすめします。
支払えずカードを停止されてしまった場合
停止されたクレジットカードを再び使用できるようにするには、引き落としができなかった料金をクレジットカード会社に支払います。
クレジットカード会社によっては支払日の後、再度引き落としをかけてその時に引き落とし分が入金できていれば通常通りその分引き落とされることもあります。
引き落とせない場合、数日後にクレジットカード会社から振込の案内や、振込用紙が届きそこに指定されている振込口座に振りこみます。
その後クレジットカード会社が確認次第再びカードが復活するようになります。
入金をし忘れたときの対処法
「今日がクレジットカードの支払日だったのに銀行口座にお金を入金するのを忘れた」場合。
この時の対処法について、知っているのと知らないのでは後々の結果が違ってくるかもしれませんのでお話ししていきます
入金忘れをしてしまったのに気が付いたのは銀行口座から引き落とされた翌日や翌々日だったとします。
この時、「入金し忘れてしまった」から仕方ない、とをそのままにして放置しているとどうなってしまうと思いますか?
対処法がわからず、そのままにしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカード会社に一報連絡した方がいいのです。
自分に置き換えるとわかりやすいのですが、友人がお金を借りてきた場合。
二人の間で返済期限を決めたが、その日を過ぎても帰ってこない。
返済が出来ないことを伝えてこなかった場合、「二度とかしてやるもんか!」となりませんか?
ですが「ごめんね、一週間待ってもらえたら用意ができそう!」など連絡があった場合は怒る気になれず返済を待つはずです。
人間関係と一緒で、一言あるかないかで信頼が変わってくることがあるので、返済意欲があることをしっかりと伝えておく方が得策なのです。
もちろん、入金し忘れたことは事実でなかったことには出来ません。
しかし、”支払う意欲はある”ということを伝えるだけで全ての信用を失うことは避けられます。
遅れれば遅れてしまうほど信用を失ってしまいますので、信用情報を傷つけないためにも早めに連絡することをお勧めします。
不足分はすぐに払おう!
振り込みが銀行の営業時間外の場合、カード会社に着金されるのは翌営業日になってしまい、カードが利用できるのが遅くなってしまいます。
そして引き落とせなかった日から入金が確認されるまで、「遅延損害金」という利息が発生してしまいます。
遅延損害金は大体14.6%とされています。遅延金はその日割り計算になります。
例えば、支払い額10万円を銀行口座に用意できなかった場合。
10万円に対しての遅延損害金、14.6%が請求されます。
計算式にすると10×0.146=14600
となりますので年間1万4600円を365日で割ります。
そうすると40になりますので、40×遅延した日数分
となります。一週間遅延してしまうと40×7日なので280円分の遅延金となります。
上記の支払い金額はあくまでも一例ですので支払金額が違えば遅延金も違ってきます。
発生した遅延損害金に関しては、翌月のカードの利用料金に上乗せされることが多いです。
支払日を守らないとブラックリスト入りに
まず最初に、ここで重要なことを伝えます。
クレジットカードの管理に不安を抱く方は絶対利用してはいけません。
このサイトでは管理人にとってもみなさんに有益な情報を伝えていくため、本音で話をします。
金銭面での管理ができない・不安な方がクレジットカードを持つことは絶対におすすめしません。
なぜか、これからお話ししていきましょう。
ブラックリスト入りに
支払いを守らないとカード会社から上記のように遅延損害金を請求されることになります。
残高不足が続いたり、引き落としが出来ない状態を繰り返すことでカードの利用額を下げられてしまったり、ショッピングやキャッシングなどカードの機能を止められてしまうことがあります。
さらに信用を失ってブラックリストにのってしまうことがあります。
カード会社からの連絡を無視したり電話に出ないなど事態を放置すると大変なことになります。
期日までに支払いができなければ会員資格を取り上げられてしまうことになりかねません。
そして、61日以上の長期延滞をした方は、信用情報でブラックになってしまいます。
そうなると最低5年間のクレジットカード審査に通らないばかりか、車や住宅ローンに通らないなどといった事になりかねません。
ですが残高不足を経験しても住宅ローンに通った例も
クレジットカードを利用し残高不足を経験した方でもブラックリスト入りを免れた例もあるようです。
https://twitter.com/royuwakka/status/1238319824050089985
実際クレジットカード会社が
カードの限度額には注意!
先ほどお話ししたように、締め日と支払い日を把握していれば、返済を早めたり先延ばしにできたりすることが可能なのでとても便利なのですが、クレジットカードには利用限度額があることも知っておいて欲しいのです。
クレジットカードには、必ずどのカードも利用限度額が設定されています。毎月の利用額は、20万だったり、100万だったり色々あります。
通常生活する分には十分なのですが、大きな出費がある月など足りないことも出てくることがあるかもしれません。
この時”支払い終えるまで利用枠は復活しない”という点だけ覚えていて欲しいのですが、20万が限度の設定の場合を話をしていきます。
この時20万円分使ってしまったとしましょう。
この時点でカードが使えなくなります。コンビニでもスーパーでも支払いの際に「このカードは使えないみたいですが・・・」と返却されてしまい、お金が足りなくなって商品が買えない。なんてこともあるので注意です。
どれだけ利用しているか、それこそクレジットカードのWeb登録やカード会社のアプリを利用して、今自分がどれくらい使っているか把握するというのもすごくおすすめです!
支払日に引き落としが終了すれば限度額は元どおり!
20万円分の限度額までクレジットカードを使ってしまったら、その額以上は使えません。
クレジットカードはとても便利ですが、無制限に利用できるわけではないです。
支払日にしっかりと銀行口座からご利用分引き落とされていれば、通常通りの20万円までの枠までご利用が可能となります。
ご自身でも、余裕が持ててあとで慌てることのないように、ご自身のカードご利用可能額を知っておく必要があります。
確認方法としては
・利用代金の請求書、または会員ページ
・カード会社のコールセンターに問い合わせる
といいでしょう。
利用額をすぐに戻したい場合は繰上げ返済という手もあり!
例えば電気や光熱費、携帯電話のお支払いをクレジットカードで行なっていた場合。
クレジットカードを限度額近くまで利用していたとなると支払えないかもしれないと焦ってしまいますよね。
この場合、繰上げ返済を行いましょう。減ってしまった利用限度額を戻すことが可能となり、安心して料金が支払えるようになります。
繰上げ返済の方法は?
繰上げ返済の方法はカード会社によって様々ですが、大抵はカード会社指定の銀行口座に返済額を振り込むことが多くなっています。
よくわからない場合は、カード会社のサイトを見たりカスタマーセンターにやり方を聞くと丁寧に教えてくれます。
入金が確認でき次第、利用限度額は満額に戻ります。
クレジットカードの限度額の確認方法は?
クレジットカードの限度額の確認をすることで、突然クレジットカードが利用できないという事態を防ぐことができます。
その限度額の確認方法は自身でしていただく必要があり、大きく2種類あります。
・利用代金の請求書、またはクレジットカードの会員ページを確認する
・カード会社のコールセンターに電話で確認する
クレジットカードの限度額は個人によって違ってきます。その人の職業や年収によって大きく変わってきます。
クレジットカードを長く利用して信用度が上がってくると変わってくる場合もあります。
そのためインターネットで目安を調べたとしても、確認してみると全く異なっている場合もあります。
使いすぎを防いだりするのにも、一定期間過ぎて利用額が変わってくる場合もあるので定期的な確認をおすすめします。
上記に挙げた2点について、詳しく説明してみましょう。
請求書や会員ページ
クレジットカードの限度額についての確認ですが、カードの請求書または、
カード会社のホームページなどで会員ページを調べればすぐに知ることができます。
またクレジットカードの利用請求書を郵送にしている際、請求書を確認すると目立つ所に”カードの利用可能枠”または、”カードの利用可能額”と書かれています。
そこで、クレジットカードの利用額の総額とその内訳を確認していきます。
電話で確認する
クレジットカードの請求書をなくしてしまたり、ホームページにてパスワードを忘れてしまい会員ログインができなかった場合。
クレジットカード会社のコールセンターにて直接電話して確認する方法もあります。
問い合わせの際、クレジットカード番号や本人確認されたりしますので、手元にクレジットカードを用意して電話をかけましょう。
そのあとは音声ガイドに従って操作を行い、担当者に繋がるまで待ちます。
電話での問い合わせは簡単にできて楽なのですが、呼び出し中で待たされる場合がありますので時間に余裕を持ってかけることをおすすめします。
クレジットカードの限度額を変更する方法
クレジットカードの限度額は、カードを作った際に初期設定金額がありますが、自らカード会社に申し出ることで限度額を増やしたり、減らしたりすることが可能です。
変更を申し出た後は、必ずカード会社による審査があります。
利用代金遅延はあるのか、これまでどれくらいの利用金額があるのかなどのクレヒスを見て、利用者が希望する限度額の支払い能力があるかどうか審査していきます。
審査の期間は1〜2週間かかります。審査の結果は書面(郵便もしくはメール)にて送られてきます。
それでは、限度額を増やしたい場合・減らしたい場合について説明していきたいと思います。
限度額を増やしたいときはどうすればいいのか?
限度額を増やす際には、2つの方法があります。
・カード会社の会員ページにて限度額の変更を申し込む
・カード会社に電話をして限度額変更を申しこい、必要事項を記入した書類を用意して郵送する
といった方法があります。上記の審査後、結果を待ち通れば増額となります。
クレジットカードの限度額を増やしたいという場合は、高額な買い物や旅行をする際に必要となったりするためでしょう。
クレジットカードの限度額を超えた買い物をしてしまうと、利用停止などの措置になってしまう場合があります。
そのようなことを防ぐためにも、限度額の増額が必要となってくる場合があります。
ただし、増額するにしても明らかに自身が支払うのに厳しい金額にした場合、審査に通らない場合がありますので、支払い能力を考えた上で申請することをおすすめします。
限度額を減らしたいときはどうすればいいの?
逆に、使い過ぎてしまうのが不安で限度額を減らしたいという方もいらっしゃるかもしれません。
その場合の手続きは増額するよりも簡単です。基本的に手続きも増額に比べ簡素で審査も時間がかからず、電話一本で限度額を減らすことができることが多いです。
既にブラックリストになってしまった方
クレジットカードの代わりになるもの
18歳以下や高校生でもどうしてもクレジットカードを持ちたい!という方もいらっしゃるかもしれません。
クレジットカードは18歳以上に申し込み資格があるとお話ししましたが、その代用品になるカードはあります。
それが
・プリペイドカード
・デビットカード
です。
それではそれぞれの特徴をお話していきましょう。
プリペイドカード
プリペイドカードは使う分をあらかじめチャージして利用するならマネパカードがおすすめです。
世界の210カ国で利用でき、複数の外国通貨を1枚で管理できる優れものです。
15際以上ならどなたでも申し込みができます。
使い方はクレジットカードと代わりなく利用できます。
留学予定のある学生の方にとても人気のあるプリペイドカードとなっています。
国内で利用すると1%キャッシュバックされます。
またマネーパートナーズFX口座を開通している方はキャッシュバックが1.2%となっています。
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
入会条件 | 16歳以上で学生や主婦の方でも可 |
家族カード | 取り扱いなし |
ETCカード | 550円(税込) |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | ー |
スマホ決済 | ー |
デビットカード
デビットカードは後払いのクレジットカードと違い、利用時に銀行口座から即時に利用額が引き落とされます。
支払いの延滞を疑われることがないので申し込みの審査が不要で喪中の方でもクレジットカードの代用品として持つことができます。
もちろん銀行口座の残高以上の金額は使えませんが、VISAカードやJCBカードといった国際ブランドのカードが持てます。
デビットカード の中では楽天銀行デビットカード が使いやすいのでオススメです。
国際ブランド | VISA / JCB / MasterCard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
入会条件 | 16歳以上で学生や主婦の方でも可
楽天銀行に普通預金口座開設が必要(ビジネス口座は不可) |
家族カード | 取り扱いなし |
ETCカード | 550円(税込) |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | 盗難保険 |
スマホ決済 | Google Pay、楽天ペイ |
まとめ
・引き落としに残高不足の場合、利用停止になってしまったりクレヒスに傷がつく
・支払いできない場合、すぐにカード会社に連絡をして対処する
・使い過ぎて利用停止にならないように自身のカードの限度額は知っておく