学生の方でもクレジットカードを持っている方は多くいます。
ですがほとんどは始めての申し込みの方が多いので、作成するにあたって親への同意が必要なのか?
電話はいつ来るのか?などやり方がわからないと不安に思う方も多いようです。
今回はクレジットカードについて、学生の方向けに詳しく説明していく内容になっていますので、チェックしてみてください。
作成前に気になる、親への電話確認
クレジットカードを作る前に知っておいて欲しいのが、審査の際に電話確認がなされます。
申し込んだ後にクレジットカードが行う電話確認ですが、3つの方法のうちの1つで確認作業が行われます。
<電話確認>
1.未成年の申し込みの場合、親への電話確認
2.本人に電話確認する場合
3.職場に電話確認をする場合
未成年の場合、親への電話確認はほぼ100%の確率で行われます。
本人確認や、職場の確認はその場限りではありません。
ただし、多くの場合は1〜3のどれかで電話確認がありますのでその心持ちでいると冷静に対応できるでしょう。
1.未成年の申し込みの場合、親への電話確認
未成年の方がクレジットカードを申し込む場合、親御さんへの電話確認が必要となってきます。
カード会社から親権者の方へ「お子様がクレジットカードの申し込みをしましたがよろしいでしょうか」というような電話があります。
一人暮らしの場合も未成年ならば実家の方に電話がいくことになります。
確実にカードを作る場合にもあらかじめ親に確認の電話が行くことを伝えておくことをおすすめします。
2.本人に電話確認する場合
本人への確認というものは、カードの申し込みの際に記入した住所や職場の情報などの個人情報が正しいのかどうか確認するためのものになります。
申し込み時の情報に間違った点はないか確認されるだけなので、ここで嘘をつかないでありのままを応えることが重要です。
本人確認の場合電話がかかってくるかは、カード会社の判断になるので確実に掛かってくるとは限りません。
3.職場に電話確認をする場合
職場へ確認の電話とは申込者本人が本当にその職場に在籍しているかどうか、申請時の情報と合っているかどうかを確かめるものになります。
カード会社からは「〇〇様はいらっしゃいますか」というような電話が来るので、ご自身が電話に出た場合には「私がそうです」と答えればそれで終わりです。
本人が休みなどでいないときでも、会社の誰かが「〇〇は休みです」と答えればそれが在籍している証拠になるのでその場合もそれで終わりとなります。
アルバイトの場合
それではアルバイトの場合の在籍確認はどうなるのでしょうか。
これは個人によって異なります。
学生の場合、アルバイト先に電話がかかってくる可能性は低いでしょう。
ですが学生ではないフリーターの場合は在籍確認の連絡が来る可能性があります。
それはそのアルバイトが主な収入源となるからです。
この点から言っても在籍確認に不安を感じている方は学生の頃にクレジットカードを作っておくと楽なことがありますね。
在籍確認の電話が少ないカードとは?
ネットなどでの調査の場合、在籍確認が少なかったカードとして主に3つのカード会社があげられました。
1位楽天カード
2位イオンカード
3位JCB CARD W
この3つのカード会社は在籍確認が少ないようです。
クレジットカード | 1位楽天カード | 2位 イオンカードセレクト
|
3位 JCB CARD W plus L
|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB、American Express | JCB | JCB |
ポイント還元率 | 1%〜15% | 0.50% | 1%〜5.5% |
電子マネー | |||
特徴 | 楽天で利用すると3.0%の還元率! | イオン系列の店舗は いつでもポイント2倍! |
国内・海外利用時はポイント2倍 (入会後3ヶ月間は4倍)! |
ですがそれも個人によって異なるため確実とは言えません。
もしかしたら電話は来ないかもというくらいにとらえておくのが良いかと思います。
ちなみに今は機械での自動審査が主流となっており、在籍確認がないものもあります。
しかし確実に審査が無いというわけではありませんのでご注意ください。
在籍確認の電話が多いカードとは?
それは融資額が高額なカードほど在籍確認される確率が高くなります。
クレジットカード以外にもキャッシングや住宅ローンなどの場合でも行われております。
これは、カード会社からみても高額な融資はリスクが伴いますし本人に返済能力があるかどうかが重要となってきます。
そのため、融資の額が高額なほど在籍確認の電話がかかってくる可能性が高くなり丁寧な審査が行われますしその分カード発行までに時間がかかることも多々あります。
ですが融資額が少ない場合は在籍確認がされないこともありますので参考にしてください。
学生がクレジットカードを作るために必要なものとは?
学生の場合クレジットカードを作る際に必要なものは普通とは少し異なります。
一つずつ確認して申し込みましょう
1.引き落としのための銀行口座
2.免許証などの本人確認書類
3.親の同意書(未成年の場合)
4. 電話番号
5. メールアドレス
この5つが主に必要となってきます。
2の本人確認書類ですが、学生証ではだめです。
運転免許証などの「顔写真付きの身分証明書類1点」か「学生証に加え、顔写真付きではない身分証明(健康保険証など)の2点」のどちらかが必要となってきます。
身分証に記載されている住所は今現在住んでいる住所と同じでなければなりません。
一人暮らしなどで引っ越しをしていて身分証の住所をまだ変更していない場合は変更してから申し込むか、今の住所が分かる公共料金の領収書などを提出すればよいでしょう。
カード会社によって住民票の写しだけで本人の確認が取れる場合もありますが、不安な場合は申し込みの前にカード会社に問い合わせて確認してみるのが一番です。
わからないことも丁寧に教えてくれますよ。
未成年の場合は親の同意書が必要?
未成年の方はクレジットカードを申し込む際に必ず親の同意が必要になってきます。
同意書に親のサインと捺印をして送るか、上記でも書いたように電話で同意の確認が取れれば問題ありません。電話での確認の方が間違いもありませんし遥かに早く出来るのでそちらをおすすめします。
絶対にやってはいけないことは同意書を偽って本人が記入することです。
もしそれが発覚すると、私文書偽造罪という罪に問われる可能性もありますので絶対にやめましょう。
家族カードを作るのもあり
親にクレジットカードを作ることに同意してくれなかった場合は家族カードの相談をしてみてはいかがでしょうか。
こちらなら学生の場合でも簡単にクレジットカードを持つことができ、カードの限度額なども決められるので親御さんにも理解してもらいやすいかと思います。
家族カードとは
家族カードとはクレジットカードの所有者の家族が発行できるカードの事です。
このカードは引き落とし口座が同じなだけで、カードの能力としてはほとんど同等な使い方ができます。
付帯している保険もほぼ同じ補償が受けられるので海外旅行に行かれる際などは作っておいても損はないです。
また、海外旅行の際はキャッシュを持ち歩くのは危険ですしかさばるので管理も大変です。
クレジットカードの場合はその心配もなく、万が一紛失や盗難に遭った場合でもすぐにカードの利用を停止して悪用を防ぐことができます。現金だとこうはいきません。
海外でもクレジットカードを使えるお店は沢山あるのでお買い物の際も安心できます。
年会費もかからないものもあるので作るだけでもお得だと思います。
絶対にやってはいけないこと
クレジットカードに申し込む際に絶対にやってはいけないことは、嘘をつくということです。
情報を記入する際などに嘘の経歴を記入したり、親の代わりに別の人に電話に出てもらったりなどそのようなことをするとばれた時に大変なことになりかねませんし、裁判沙汰になる可能性もあります。
そしてその嘘は必ずばれます。
年収や職場の情報など嘘をついても確実にばれてますし、審査に不安だとしてもそのまま申告すれば案外審査に通ったりもします。
そこまで心配せずに誠実に記入しましょう。
クレジットカードの作り方
クレジットカードの作り方には主に3種類の方法があります。
・オンラインでの申し込み
・郵送での申し込み
・店頭での申し込み
この3種類がほとんどでしょう。
やはり一番簡単で早いのはネットで手続きができるオンラインでの申し込みです。
郵送の場合は書類の記載ミスなどがあった場合は、一度返送されまた送りなおさなければなりません。
また郵送中に書類が紛失してしまった場合などには個人情報の漏洩の心配があります。
それにくらべ、オンライン申し込みの場合は入力した情報はカード会社に直接送信されるので情報漏洩の心配はありませんし、24時間対応しているのでパソコンやスマホからいつでも申し込むことができます。
店頭申し込みの場合は時間が限られてきますのであまりお勧めはしません。
また、なんといってもオンラインの場合は最短で翌日に発行できるカードなどもありどの方法よりも早く、安心かつ安全にクレジットカードを発行できる方法といえるでしょう。
まとめ
学生の方が初めてクレジットカードを作るのは色々と心配なことが多くあると思います。
確認の電話や親の同意など面倒な点も多々ありますが、学生のうちにクレジットカードを作っておくと、社会人の場合に比べると審査が易しいなどメリットも多くなります。
クレジットカードに申し込む際は必要事項をしっかりと確認して初めは限度額を低く設定すると安心して使えるかもしれませんね。