楽天カードは知名度も高く人気もありますが、楽天ブラックカードについてはよく知られていません。
ブラックカードに憧れる方も多いと思いますし、楽天もよく利用するなら是非知っておきたい!
という方のために、今回はこの楽天ブラックカードについて詳しく解説していきたいと思います。
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楽天ブラックカードの審査は厳しいのか?
通常ブラックカードは審査のない招待制のカードとなっています。
それでは楽天ブラックカードの審査はどうなっているのでしょうか。
結論から言いますと、楽天ブラックカードは他カードと同様に直接の申し込み審査が行えない招待(インビテーション)制のクレジットカードとなっています。
通常の一般カードは自分からいつでも申し込みが可能となっています。
楽天ブラックカードは楽天株式会社から、楽天ブラックカードを持つのにふさわしい方であると認められ招待状が送られた方のみ、
申し込むことが可能となりますので結構ハードルが高いようです。
楽天ブラックカード公式サイトからも、このように記載されていました。
楽天ブラックカードは、原則、楽天カードが発行するカードをお持ちの方の中から選ばれたお客様へご案内させていただいております。ご案内をお受け取りのお客様のお申し込みをお待ちしております。
ツイッターでもこのように評価している方もいらっしゃいます。
(楽天ブラックカードは難攻不落?!)
確かに取得は難しいと思います。
インビテーションは滅多なことでは来ないし。
直接に突撃申し込みも出来ますが、口コミを見るとほとんどが審査落とされている模様。
アメックスのプラチナよりずっと難しい
— お金の悩み解決☆お金を借りたい!返したい!稼ぎたい! (@mamahimo) January 31, 2021
まとめると
一般のカード:申し込みが可能
楽天ブラックカード:招待(インビテーション)制で所持が可能
招待状の入手方法について
ではどうすれば楽天カード株式会社から招待状が送られてくるのか。
といった情報は、実は非公開になっています。
発行条件は楽天カード株式会社が設けた基準で決められているはずです。
公表していない限りは条件は私たちの憶測でしかない状況にあります。
ですがブラックカードの招待状が届きやすくなる条件を理解すれば、招待状が届く近道になるかと思います。
招待状が届きやすくなる条件
・年間利用額が高額である
・カードを継続して利用している
・返済遅延をしていない
・年収がある一定水準を満たしている
基準は公表されていませんが、この4つの条件を満たせばブラックカードの招待状が届きやすくなるでしょう。
年間利用額が高額である
クレジットカードの年間利用額が高額であれば、ブラックカードの招待状が届きやすくなります。
クレジットカードの利用額が多ければ多いほど、クレジットカード会社への利益が大きくなり、優遇されるということになります。
年間利用額の金額はクレジットカード会社によって違います。
楽天ブラックカードのインビテーションが届いた方の報告されている実績をまとめますと以下のようになっています。
10年以上年間100万〜200万円を継続して利用している
2年間の間に600万円以上利用している
数年間で年200〜300万円利用している。
このように、楽天カード会社の上顧客の方にインビテーションが送られているようです。
カードを継続して利用している
カードの利用履歴の長さもインビテーションが届けられるかどうか左右してきます。
もちろん、その利用期間が長いほど届きやすくなります。
その期間は最低でも半年〜1年以上になってきます。
クレジットカードで高額な支払いをした場合でも、入会して間もない間はインビテーションは届かないのです。
返済遅延をしていない
招待状が届く上でとても重要になってくることがあります。
それは返済の遅れがないことです。
ブラックカード審査となると、今までの取引情報はとても重要しされる部分です。
仮に過去に支払いが遅れてしまったことがあったり、現在滞納している借金などがあると
招待状が届くことは難しくなってきます。
年収がある一定水準を満たしている
さて、ここまでお話ししてブラックカードに興味を抱いた方もいらっしゃるかもしれません。
そこでブラックカードに必要とされる年収はどのくらいなのか、気になりますよね。
ブラックカードに必要な年収としては、1,000万円以上とされています。
ですが、今までの利用実績 がよければ年収が500万ほどのサラリーマンの方でもブラックカードの招待が届くこともあるようです。
逆に、年収が1,000万をゆうに超えていてもクレジットカードの返済遅延や借金が高額な場合などは、ブラックカードの所持は難しいでしょう。
楽天ブラックカードの口コミを紹介
楽天ブラックカードを使用している方はそう多くなく、ツィッターでも情報はほとんど見られませんでした。
ですが実際に利用している方もいましたのでその方々のリアルな口コミを集めてみました。
楽天ブラックカードは楽天をよく利用する方にとってはポイントが劇的に貯まりやすく重宝するといった声がある一方、
その中で退会しようと思っていた方もいるようです。
ですがインビテーションがなかなか届かないこともあって、手放さない方も多いようです。
楽天ブラックカードはどんな機能がついているの?
楽天ブラックカードは一般的に持っている方も少なく謎も多いですが、年会費やサービス内容などの
基本的な情報に関してはインターネット上で知ることができます。
今回はその基本的な情報をざっくりと紹介していきたいと思います。
楽天ブラックカードの基本情報
国際ブランド | MasterCard、JCB、American Express |
年会費 | 30,000円(税抜) |
ポイント還元率 | 5.00% |
交換可能マイル | ANAマイル |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
プライオリティパスが無料で発行できる
楽天ブラックカードは、国内の空港ラウンジだけでなくプライオリティパスも利用できます。
プライオリティパスとは
140以上の国や地域などで1,200カ所以上の空港ラウンジを利用できる世界共通の会員サービスです。
他社のプラチナカードなどは、同伴者1名までを無料としているところが多いのですが、楽天カードは同伴者は2名まで無料となっています。
さらに通常、プライオリティパスの会員となると40,000円の年会費がかかってしまいます。
ですがこの楽天ブラックカードを持つことでその年会費分の元がとれて非常にお得です。
トラベルサービスが充実している
楽天ブラックカードには専用のデスクがあり、そちらでは国内の宿泊施設を予約してもらうことができ、さらに会員限定の特別な優待サービスを受けることができます。
海外旅行の場合も世界30拠点以上のトラベルデスクで、レストランやツアーの予約を手配してもらえます。
その際にも出発時や到着時に空港から自宅、会社まで手荷物を無料で配送してもらえるクーポンも利用することができます。
保険や補償内容が充実している
海外旅行保険の補償額が最高1億円までが自動で付帯します。
国内旅行の場合は最高5000万円です。
そのためこのカードを持っていれば旅行の際、万が一のことがあってもケガや事故の補償を受けることができるので、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。
海外、国内どちらも家族までが補償対象となるので安心です。
楽天ブラックカードで購入した商品が破損や盗難の被害に遭った場合でも、購入日から90日以内なら年間で最高300万円まで補償が受けられます。
コンシェルジュサービスが無料で利用できる
楽天ブラックカードを持っていることでの利点として、コンシェルジュサービスを無料で利用することができます。
コンシェルジュサービスとは
いつでもどこでも、ホテルやレストランの予約をコンシェルジュが手配してくれるサービスです。国内はもちろん、海外のおすすめのレストランなどの紹介・予約をしてくれます。
楽天市場で常時5倍のポイントがもらえる
楽天の関連サービスを組み合わせて利用することで、楽天市場のポイント還元率がアップするSPUというプログラムがあります。
楽天ブラックカードもSPUの対象となっており、楽天市場で利用するだけでポイントの還元率が+4倍となります。
通常の還元率が1%なので楽天市場では5倍の還元率ということになります。
ちなみにこれは楽天ブラックカードだけでなく、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードも同様です。
貯まったポイントは1ポイント1円として楽天ポイント加盟店で利用することができるので、ネットショッピング以外にも大丸やマクドナルド、ミスタードーナツなどの様々な店舗でポイント支払いができます。
還元率が5%のカードはなかなかないので楽天ブラックカードを利用してお得にポイントを貯めましょう。
楽天ブラックカードの注意点
年会費も抑えられポイントの還元率も高い楽天ブラックカードですが、注意しなければならない点がいくつかございます。
申し込みの際は以下の点に注意してください。
VISAブランドは選べない
楽天ブラックカードの国際ブランドはMastercardかJCBの二種類から選ぶことができます。
海外でも多くの場所で利用できるVISAブランドが対象外になっているので、楽天ブラックカードをメインカードにする場合や海外旅行に頻繁にいかれる方はサブカードでVISAを発行しておくと良いでしょう。
利用限度額は低め
楽天ブラックカードの利用限度額は300万円から1000万円となっており、一般的なブラックカードと比較すると低めに設定されています。
使いすぎを防ぐという点では限度額が低めだと安心だという方もいるでしょうし、頻繁に高価な買い物をしない方にとってはそれほどデメリットにはならないと思います。
インビテーション(招待)はなくても作成可能?
楽天ブラックカードはお話ししてきたように、インビテーション(招待状)が届くことによって所持できるカードになっています。
ですが、インビテーションがなくても作成できた方もいるようです。
実際に楽天カード公式ページにブラックカード申し込みページも存在しているため、
インビテーションがなくても申し込みは可能となっています。
そこで通った方も実際にいるようですが、落ちてしまった方も多いため直接申し込みは非常に厳しいのが実情です。
ブラックカードへの近道は楽天プレミアムカードから
じつは楽天ブラックカードの審査基準は公開されていないため正確なところはわかりません。
ですが、年収や勤続年数とは別に楽天グループをよく利用しているかどうかが重要になっているようです。
基本的にはインビテーションを受けてからでないと審査に通過するのは難しいです。
インビテーションを受けるためにもまだ楽天カードを持っていない方は、直接申し込みができる楽天プレミアムカードを発行して利用実績を積み上げることから始めてみてください。
楽天プレミアムカードの審査に通るか不安だという方は、通常の楽天カードや楽天ゴールドカードに申し込んでみましょう。
楽天プレミアムカードの基本情報
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB、American Express |
年会費 | 10,000円(税抜) |
ポイント還元率 | 1.00% |
入会条件 | ・20歳以上定職がある方 ・本人に安定した継続的な収入のある方 |
家族カード | 1枚目:500円(税抜) |
ETCカード | 無料 |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
楽天ブラックカードに切り替える時の注意すべきこと
楽天ブラックカードを発行するとそれまでに使用していた通常の楽天カードは使えなくなってしまうので注意しましょう。
カード番号も変更されるので新しいカードとして使うことになります。
公共料金などの決済を今までの楽天カードで登録していた場合はすべて新しい番号へと登録し直さなければなりません。
楽天プレミアムカードの場合は付帯している楽天Edyの番号も変更されます。
ですが楽天Edyはクレジットカード機能が使えなくなってからも使うことができるので、カードを破棄する場合は入金金額を使いきってからでも良いかもしれません。
また、楽天プレミアムカードで発行しているプライオリティパスも無効になってしまいます。
楽天ブラックカードを発行したら新しいプライオリティパスの発行手続きを忘れないようにしましょう。
楽天ブラックカードに切り替えることによって変更しなくてはならない点がいくつかあるので少し面倒ではありますがカードを発行したら早めに変更しておくと楽です。
まとめ
楽天ブラックカードを手にするには様々な条件があります。
ご自身で申し込んですぐに発行できるというものではありませんが、楽天ブラックカードにはたくさんのメリットがあり持っているだけでお得なカードです。
そのためには楽天カードや楽天グループのサービスを積極的に利用し楽天ブラックカードを手にしましょう。