アルバイトやパートの方でもクレジットカードを持つ人は多くいます。
ですがクレジットカードの審査に通るか不安に思う方も多いようです。
今回はクレジットカードを選ぶポイントや審査について詳しく解説していきたいと思います。
アルバイトやパートの方のクレジットカード事情
アルバイトやパートの方でもクレジットカードをつくれるのか疑問を持っている方も多くいるかと思います。
結論から言うと、定期的に一定の収入があればクレジットカードは作れます。
しかしカードを作る際の申し込み条件などがあるカード会社もありますので注意しましょう。
クレジットカードを選ぶポイント!
クレジットカードを選ぶ際、アルバイトの方や学生の方でカードを選ぶポイントが変わってきます。
自分に合ったカードに申し込むためにもこちらの項目を参考にしてみてください。
アルバイトの方
アルバイトの方には「消費者金融系」のクレジットカードがおススメです。
「消費者金融」と聞くとあまりいいイメージが持てないかもしれませんが、審査が簡単な上利用限度額が高く審査のスピードも速いのでメリットも多いです。
消費者金融系のカードは、現在の返済能力を重視する傾向があるため過去に返済の延滞をしていたり、他社のクレジットカードの審査に落ちた方でも審査に通りやすくなっています。
消費者金融系のカードでおすすめなのがライフカードです。
デポジット型のライフカードDP
デポジット型のライフカードDPは、保証金を預けその金額を利用限度額として
普通のクレジットカード同様に利用できるというものです。
保証金や年会費が掛かったり、キャッシングが利用できないなどの制限はありますが、
審査不要で発行できるので、その点安心して申し込めます。
ただし年会費が5,500円(税込)かかってしまうのでその点を踏まえて考える必要があります。
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 5,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
入会条件 | 日本国内に住む18歳以上(高校生は除く)で電話連絡が可能な人 |
家族カード | 取り扱いなし |
ETCカード | 無料 |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険/国内旅行傷害保険/シートベルト傷害保険 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
パートの方
パートや主婦の方には「流通系」のクレジットカードがおススメです。
流通系のクレジットカードは年会費が無料のものが多く、カード会員限定の特典などが付いているため大変お得です。
多くのスーパーやコンビニなどでも使用できるため、ポイントも貯めやすく使いやすいのが特徴です。
流通系のクレジットカードで最もおすすめしているのはイオンカードセレクトです。
こちらのカードは審査に通りやすく、そしてイオンによく行く方にはポイントも貯まりやすいので
是非持っていてほしいクレジットカードになっています。
イオンカードセレクト
よくイオンに行くなら持っていたいカード!!
■毎年年会費無料!
■イオン系列の店舗はいつでもポイント2倍
■お客様感謝デー(20・30日)はお買い物代金5%OFF
■イオン銀行の普通預金金利最大年0.15%の優遇
申し込み条件:高校生を除く18歳以上の学生の方
イオンカードセレクトは年会費無料で持てます。
ポイント還元率は0.5%ですが、イオン系列の店舗だとポイントはいつでも2倍です。
また毎月20・30日の客様感謝デーでは衣料品、食料品、暮らしの品が5%OFFです。(タバコや商品券など除外品もあります)
またイオンに入っている映画館、イオンシネマでは映画料金がいつでも300円引きです!
このようにイオン銀行が発行しているだけあってイオンに特化した特典がたくさん受けられますので
イオンによく行く方には絶対持っていてほしいカードです!
国際ブランド | JCB | |
年会費 |
初年度 |
無料 |
翌年以降 | ||
家族カード | ||
ETCカード | ||
発行スピード | 約1週間 | |
ポイント還元率 |
還元率 |
ときめきポイント 基本0.50%
イオン系列での利用で1% |
マイル | WAONポイント→MIポイント→ビックポイント→JRキューポ→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルの移行で交換が可能 | |
マイレージ | ANAマイル | |
提供サービス |
・他のポイント交換可能(楽天ポイント・nanaco・WAON・Tポイント・楽天Edyなど) ・ポイントをマイルに交換可 ・電子マネー(WAON)機能あり ・Apple Pay、楽天ペイ対応 ・公共料金の支払い1件につき毎月5ポイント貯まる |
|
特典 | WAONのオートチャージ機能、公共料金の支払いでポイント付与、給与口座指定でポイント付与 | |
旅行保険 |
海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
保険(有料) | ー | |
付帯保険・補償 | ショッピングセーフティ保険 |
学生の方
学生の方は比較的審査が甘く、「銀行系」のような審査の厳しいカードでも作りやすいです。
また、学生ならではの特典などが付いている学生専用カードというものもありお得です。
学生のうちからクレジットカードを作って良いクレヒスを積んでいけば、社会人になったときにゴールドカードなどにグレードアップがしやすくメリットが大きいです。
学生向けの流通系カードで最もおすすめなのが三井住友VISAカードデビュープラスです。
こちらのカードは持ち続けていれば次回更新の際にい20代限定のゴールドカードになりますし、
初心者にとっても使いやすいクレジットカードになっています。
三井住友VISAカード デビュープラス
安心で信頼の置ける人気定番カード!
■年会初年度無料!在学中はずーっと無料!
■年一回の利用で2年目以降も無料!
■入会3ヶ月間はポイント5倍!
■有名ホテル、レストランなどの会員限定サービスや優待がついている!
申し込み条件:満18歳〜25歳までの方(高校生は除く)
国内で知られているクレジットカードの中でも認知度が高く不動の人気を誇っています。
旅行保険や多数の特典があり、VISAという国際ブランドも様々なシーンで活用できます。
在学中は年会費無料になっていて、社会人になっても年一回の利用で次年度も年会費無料になります。
ちなみに女性向けにアミティエカード(学生向け)という存在もあり、女性の方にはこちらをおすすめします。
通常のクラシックカードと内容や年会費の条件ほとんど同じです。
違う点としては携帯電話・PHS利用料金の支払いでポイント2倍(還元率1%)になり、海外旅行保険がアミティエカードの方が500万になります。
女性ならアミティエカードの方をおすすめします。
国際ブランド | VISA | |
年会費 |
初年度 | 在学中年会費無料 |
翌年以降 | 1,250円(税抜)
※「マイ・ペイすリボ」登録、または年一回以上のカード利用により無料 ※学生は無料 |
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家族カード | 有料 | |
ETCカード | 500円
(初年度無料・年一回以上の利用で次年度は無料) |
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発行スピード | 最短3営業日で発行可能 | |
ポイント還元率 |
還元率 |
基本還元0.5%(ワールドプレゼントポイント)
ワールドプレゼントポイント:基本還元率0.5% |
マイル還元率 | 0.3%(最大) | |
マイレージ | ANAマイル | |
提供サービス |
ポイントを他のポイントに交換可(楽天ポイント、nanaco、WAON、Tポイント、Pontaポイント、ヨドバシカメラのポイントなど)、ポイントをANA、シンガポール航空、アリタリア-イタリア航空マイルに交換可、電子マネー付帯(iD、PiTaPa、WAON)、三井住友銀聯カード発行可・Apple Pay対応 |
|
特典 | VJトラベルデスク、エア&ホテル ダイナミックパッケージ、GlobePass、チケット優待、会員限定イベントなど | |
旅行保険 |
海外 | ー |
国内 | ー | |
保険(有料) | ー | |
付帯保険・補償 | VJデスク、顔写真付きのカード、バーチャルカード、お買物安心保険、不正利用や盗難された際の補償 |
アルバイトの方が申し込む際の年収の記入方法
クレジットカードを申し込む際には年収を記載する必要があります。
アルバイトの方ですと年収が定まっていなかったり、まだ始めたばかりで年収が分からない方もいるかと思います。
ですがここで正確な年収を記入する必要はありません。
勤続年数が長い方は去年の年収を記入していただいて、始めたばかりの方は1カ月の収入から大体の年収を計算して記入すれば問題ありません。
もちろん虚偽の申告をしてしまうと審査に悪影響が出てしまうので絶対にやめましょう。
審査は厳しい?
アルバイトやパートの方でもクレジットカードを作ることはできますが、正社員の人と比べると審査に落ちやすいのは事実です。
むやみにカードを選んで申し込んでも審査に通りません。
ですが、いくつかの点に注意すればカードの審査に落ちる可能性も低くなります。
今回はカードを選ぶ際の注意点も含めてご紹介いたします。
審査落ちしてしまう3つの理由
クレジットカードを申し込む際に審査に落ちてしまう理由は大きく分けて3つあります。
3つの理由
1収入が安定していない
2正社員の人と比べて年収が低い
3学生の場合保護者の収入によって決まる
コチラの3つを詳しく解説していきます。
1.収入が安定していない
カード会社が最も気にする点が安定した収入があるかどうかです。
アルバイトの方は正社員の方と比べ退職するリスクが高く、いきなり無収入になる可能性もあります。
カード会社からしても支払いを延滞される可能性のある人にカードを渡すのはリスクが大きく審査に落ちやすくなってしまいます。
ですが、勤続年数が1年を超えている場合は収入が安定していると判断され、審査に通る可能性も高くなります。
そのため勤続年数が浅く、カードの審査に落ちてしまうという方は勤続年数が1年を超えた後に申し込んでみると良いかもしれません。
2.正社員の人と比べて年収が低い
アルバイトやパートの方は時給で働く場合がほとんどでボーナスなどの支給もないため、年収が低いとカード料金の支払いができない可能性もありカード会社は審査の際に簡単に通すことができません。
特に一人暮らしの方で年収が100万円前後の場合はカードをつくることが難しくなってきます。
その理由として「割賦販売法」で一人暮らしの年間生活維持費が116万円と定められており、そこにクレジットカードの最低利用限度額の10万円を足すと126万円になります。
つまりカードの審査に通過する年収の最低ラインは126万円ということになり、年収がそれよりも低い方は審査に落ちやすくなってしまうのです。
ですが、学生や主婦の方が申し込む場合保護者や配偶者の方の年収も審査の対象になるため、申込者本人の年収が100万円前後でもカードの審査に通る可能性は十分にあります。
3.未成年の学生の場合は保護者の年収によって決まる
未成年の方がクレジットカードに申し込む場合は親権者の同意が必須になっています。
本人に収入があろうとなかろうと審査対象は親権者の収入になります。
そのため未成年の方は親権者の収入に問題がなければクレジットカードの審査に通る可能性も高いでしょう。
学生の方でも成人している場合は親権者の同意や収入は影響しないため申込者本人の収入が審査対象になります。
アルバイトの方の審査に関しての注意点
クレジットカードの審査の際には勤務先に在籍確認のためカード会社から連絡がある場合があります。
申込時に記入する勤務先の連絡先は、本社ではなく普段自分が勤めている場所の連絡先を記入するようにしてください。
アルバイトを複数している方は収入の高さではなく勤続年数の長い勤務先の情報を記載するようにしましょう。
これはカード会社が審査の際には、同じ勤務場所で長く働いていることを重視しているためです。
バイトやパート審査に関するQ&A
コンビニバイトやパートの方が審査に関して疑問に思っている内容をQ &A式で答えていこうと思います。
今後審査に関して役立つ内容もあるかと思いますので是非参考にしてみてください。
年会費無料のクレカしか作成できない?
バイトやパートの方だからといって年会費無料のクレジットカードしか作れないとなるとそうとは限りません。
審査の易しいゴールドカードもありますし、申し込んで見れば通ったという話もあります。
ですが年会費が高くなるにつれて、審査難易度が上がっていくとされています。
まずは年会費無料のクレジットカードを持ってクレヒスを積み上げていくことをおすすめします。
なぜ予想した年収でも大丈夫なの?
クレジットカード会社側は厳密に”この人がいくらの年収をもらっている”という細かい内容まで
わかりません。時給などを会社にわざわざ確認するようなこともしませんし、
そこはあくまで予想した現実的な年収で問題ないです。
ゴールドカードを持ちたい場合は?
ゴールドカードに申し込むには条件があり、カード会社によって多少変わってきますが
「年齢制限」と「安定継続収入」の条件があるところがほとんどです。
ゴールドカードの利用限度額は最低でも70万円からで、アルバイトやパートの方がゴールドカードをつくるにはそれ相応の収入が必要になってきます。
ですが、正社員になったときゴールドカードをつくりたいと考えている方は先にゴールドカードをつくりたいカード会社と同じ系列の一般カードから始めておくと移行がしやすいです。
派遣のアルバイトの場合勤務先の会社はどう記入すれば良い?
Aこのような派遣アルバイトなどの場合は、派遣先が次々に変わる可能がありますので派遣元の会社名を記入しましょう。
カード会社はどこの企業に所属しているのかという情報と、緊急の時に連絡がつく企業先の情報が知りたいので派遣元の連絡先を記入しましょう。
アルバイトを始めたばかりのカードの審査は不利?
A勤続年数が長い方が少しは審査に有利ではありますが、そこまで審査に違いが出ることはありません。
5年間同じ勤務先で働いている方と、アルバイトを始めて3カ月の方では信用力に違いはなく、勤続年数が少ない場合でも審査に影響することは少ないでしょう。
アルバイトと学生ではどちらが審査に通りやすい?
Aクレジットカード会社によっても変わりますが、たとえば年収が100万円のアルバイトの方と年収が0円の学生の方だと、学生の方が審査に通りやすいです。
やはり学生はカード会社にとっても将来的に見て良い顧客になりうる存在なので2枚から3枚目までのクレジットカードであれば審査は甘く通りやすいです。
そのため学生うちにクレジットカードを作っておくとメリットも多くなります。
審査に落ちてしまった方
クレジットカードを持ちたくても何らかの原因で審査に落ちてしまうことがあります。
審査に落ちた原因はクレジットカード会社は教えてくれません。
心当たりがある方は原因を解決してしばらくして申し込めば審査に通る可能性がありますが
全くの心当たりのない方はクレジットカードの代用品としてなるものを所持しておくこともいいでしょう。
クレジットカードの代わりになるもの
18歳以下や高校生でもどうしてもクレジットカードを持ちたい!という方もいらっしゃるかもしれません。
クレジットカードは18歳以上に申し込み資格があるとお話ししましたが、その代用品になるカードはあります。
それが
・プリペイドカード
・デビットカード
です。
それではそれぞれの特徴をお話していきましょう。
プリペイドカード
プリペイドカードは使う分をあらかじめチャージして利用するならマネパカードがおすすめです。
世界の210カ国で利用でき、複数の外国通貨を1枚で管理できる優れものです。
15際以上ならどなたでも申し込みができます。
使い方はクレジットカードと代わりなく利用できます。
留学予定のある学生の方にとても人気のあるプリペイドカードとなっています。
国内で利用すると1%キャッシュバックされます。
またマネーパートナーズFX口座を開通している方はキャッシュバックが1.2%となっています。
国際ブランド | MasterCard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
入会条件 | 16歳以上で学生や主婦の方でも可 |
家族カード | 取り扱いなし |
ETCカード | 550円(税込) |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | ー |
スマホ決済 | ー |
デビットカード
デビットカードは後払いのクレジットカードと違い、利用時に銀行口座から即時に利用額が引き落とされます。
支払いの延滞を疑われることがないので申し込みの審査が不要で喪中の方でもクレジットカードの代用品として持つことができます。
もちろん銀行口座の残高以上の金額は使えませんが、VISAカードやJCBカードといった国際ブランドのカードが持てます。
デビットカード の中では楽天銀行デビットカード が使いやすいのでオススメです。
国際ブランド | VISA / JCB / MasterCard |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~3.00% |
入会条件 | 16歳以上で学生や主婦の方でも可
楽天銀行に普通預金口座開設が必要(ビジネス口座は不可) |
家族カード | 取り扱いなし |
ETCカード | 550円(税込) |
交換可能マイル | ANAマイル |
付帯保険 | 盗難保険 |
スマホ決済 | Google Pay、楽天ペイ |
まとめ
アルバイトやパートの方でもクレジットカードは作ることができます。
収入や立場によっておススメできるカードも様々です。
申し込む際には今回ご紹介した注意点にも気をつけながら自分に合ったクレジットカードに申し込んでみましょう。